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 ミャ゛―――ッ、ミャ゛―――ッッ、
 寂しいなぁ、悲しいなぁ、・・・。

 ジリジリ―――−−−・・・っと灼きつける太陽が、そろそろ終わりを迎えようとしていたある夏の日に、僕と妹はこの世に生まれ出て来ました。
 
 
 お母さんは、どこかの幼稚園の隅っこに、小さなダンボールの中に置き逃げされていたところを、優しい?人に拾われて、その人の家の玄関の外に保護されたのでした。
 まだ小さかったお母さんは、買って来た粉ミルクを哺乳瓶で飲ませて育ててもらったそうなのです。
「ここの家の人は、とっても優しい人なのよ?」と、僕達に色々と教えてくれました。
 
 
 お母さんが、大きくなったある日、一人で散歩していたところに、一匹の男の猫とバッタリ出くわしました。
 お父さんの記憶や思い出が無いお母さんにとっては、その出会いに刺激があったのか、温もりや男らしさを感じたのか、途端に恋に落ちました。
 フラフラと、毎日お散歩や夜中の徘徊から帰って来ても、ずっとお母さんの頭の中ではその雄猫の顔がチラついているのでした。
 そんな日々がしばらく続いたある時、お母さんが妊娠している事が分かりました。
 と言っても、お母さんの面倒を取りあえず看てくれているその家の人には、そんな事は知る由も無い事だったみたいです。
 少しずつ重たくなってくるお母さんのお腹の様子を、「まぁ太ってきたわねぇ」くらいにしか思っていなかったかもしれません。
 そして、僕と妹はこの世に産声を上げたのでした。
 ミャァァ・・・、ミャァァ・・・、とか細い声で。
 ところが、その日から、お母さんを世話してくれていたそのお家のお姉ちゃんの態度が徐々に変わっていきました。
 急に困った様な顔をし始めて、二度三度と僕達の様子を見ながら、何か考え込んでいる様子でした。
 お母さんを、何となしに「可愛いわ・・・」と思って保護したまではいいものの、当然予測出来る、子供が出来て数が増えてしまうかも・・・という、ごく簡単な先を想像していなかったみたい。
 お母さんを、ちゃんと飼ってくれていたという訳ではなく、大きくなって、自由にあちこち歩き回っては、勝手に帰って来てしょっちゅうご飯を貰って食べていたというだけなのだから、仕方の無い事かもしれないけれど。
 餌をくれるから、そのまま居着いていたというだけで、ホームレスなのかそうじゃないのか、良く分からないままに僕達は生まれてしまったんです。
 お母さんのオッパイを飲みながら、甘えて体を暖めてくれる時以外は、お母さんは必死であちこちを歩きまわって、僕と妹の為に食べ物を探しに行っています。だって、このお姉ちゃんは、僕達が生まれる前も生まれてからも、お母さんにくれる餌の量は適当に残ったご飯の残りで、時々空腹を抱えていたお母さんは、ちょくちょく自分で食料の調達に行っていたのでした。
 特に進んで、飼ってくれる為に育て方の勉強をしようと言うわけではないこの家のお姉ちゃん。
 でも、だからと言って、このお姉ちゃんを嫌ってもしょうがないけれど。
 
 ミャァァ、ミャァァ、
 最近、お母さんは食料探しが忙しいみたいで、あんまり僕達に構ってくれません。
 寂しいのに、お腹すいたのに、どこに行ったのかな、早く帰って来てくれないかなぁ・・・。
 
 ミャァァ・・・、ミャァァ・・・、
 僕と妹が寂しそうに鳴いていると、この家のお姉ちゃんが少々うるさそうな顔をして僕達を見ました。
 嫌な予感がしました。
 そして、やっとお母さんが帰ってきました。人間のお弁当の残りみたいなものを咥えて帰って来ました。
 ちょっと遠い所まで行くと、食べ物屋さんと、お店が何件かあるみたいで、そのお店の裏側を狙って徘徊するのだと、お母さんは言っています。
 特に、天気の悪い日は、食品の回転率が良いらしく、ごみが出易い狙い目なのだそうです。
 でも、まだ薄っすらとしか目を開けられない様な小さな僕達に、言葉で話せない代わりに心で伝えようとしても、そんな事は良く分かんないのでした。
 そして、お姉ちゃんに気にとめられずに、お母さんが放っておかれる時は、そうやって見つけて来た食べ物を食べて栄養をつけ、僕と妹に母乳をくれます。

 そんな時、僕と妹に事件が起こりました。
 お母さんの外出中に、眠りから覚めた僕達は、お母さんが居ないのに気付いて、寂しくて心細くてミャ――ミャ――と鳴いていました。
 その時です。
 イライラが溜まったお姉ちゃんは、僕と妹を摘み上げて近くの公園の水飲み場の傍に置き去りにして帰ってしまいました。
『暗いよぉ・・・、怖いよぉ・・・、寂しいよ、お母さん、お母さん・・・』
 段ボールも無い、周りに泥汚れをしのぐ為の枯れ草や雑草も見当たらない、薄暗い公園の地面。
『お兄ちゃん、お腹すいたょ、お兄ちゃん、お腹すいたょぉ・・・』
 こんな時、お父さんが居てくれたらと思うけど、野良猫の世界のお父さんって、まるでフーテンみたいに、その場ではお母さんと結婚してくれたけど、一瞬だけ情熱を燃やしたら、あとは気まぐれに遊び回っているだけなのかなぁ・・・。
 お母さんも、お父さんが何者でどこに居て、どんな暮らしをしているのかなんて知らないのかなぁ〜。当てにしている様子も無いみたい。
 自由気ままなのかな〜。
 
 置き去りにされて、取り残されたのは、夏もそろそろ終わりの9月。吹く風も少しずつ涼しくなってきます。
 大人にとっては涼しい風も、僕達子供には寒いのです。
『お兄ちゃん、寒いよぉ、お兄ちゃん、お母さんは?、お兄ちゃん、寒いよぉ・・・』
「もうちょっと待ってな。お母さん、きっと僕達を探して必ず見つけてくれるから。な。」
『うん。寒いょ。お腹すいたょ・・・』

 そんな時、食べ物の調達からお姉ちゃんの家の玄関脇に帰って来たお母さんは、僕達の姿がなくなって、跡形もなくなっていた事を知りました。
 唯一、匂いだけが何処かへ後を引く様に残っていました。その匂いを手掛かりに、お母さんは僕達を探し始めるのでした。
 お母さんは、決してお姉ちゃんを恨んだりはしませんでした。お姉ちゃんが僕達をどこかへ放ったという証拠は無いし、恨むどころか、拾って保護してくれて、ミルクを飲ませてくれて、ちょくちょく食べ物をくれた事に、むしろ感謝していました。
 お姉ちゃんの欠点である飽きっぽさと無責任さを責める気にはならなかったのです。それを責めたらバチ当たりだとお母さんは思ったんです。
 匂いを追って、お母さんは僕達を探しました。いつもの徘徊順路を探して歩きました。でも、お母さんはハッとしました。
 仮に、人の手で放られたのなら、猫と同じ行き先を探したって見つかるわけないな・・・と。
 そうしてお母さんは、いつも眺めていた、お姉ちゃんが時々外出から帰って来たところの逆を辿って探して歩き始めたんです。
 もう陽は暮れかかっていて、夕日が、僕と妹の少し震えている体で右往左往している姿を映しながら沈んでいきました。
 夜行性である僕達なので、お母さんは、頑張って夜も色んなところを探して歩いてくれました。
 でも、同じ様な野良の世界で生きている僕らの仲間に出くわして、僕達と間違えたり、時には大きな野良犬と鉢合わせになって危険に晒されたお母さんは、慌てて逃げました。
 そうして結局お母さんは、その日、僕達を見つけるのを諦めて、お姉ちゃんの家の隅っこに戻って来るしかありませんでした。
 曇った天気で星が見えない空は、希望に瞬く光を目隠しされているみたいに、僕達の行方を占っている様でした。
「どうせ目がまだまともに開いてないから、初めっから見えないんだよ〜だっ!」と、強気を言ってみせたけど。
 その日の空腹は何とか我慢出来て、夜中の寒さから身を守る様に、僕と妹は体を寄せて、抱きついて眠りについたのでした。

 翌朝、気付いてもらえなかったお母さんは、早々とお姉ちゃんの家の片隅から出かけて行きました。
 ごみ置き場の横っちょに、破けた袋からこぼれて落ちていた野菜の切れ端とコロッケを食べて腹ごしらえをし、僕達の捜索を始めるのでした。
 雲行きが怪しく、そろそろ振り出して来そうな朝8:00・・・。
子供達が小学校へぞろぞろと登校していました。
 お母さんを見つけるなり、「ああ、かわいい、かわいいよ?、わああ」と言って追いかけて来た無邪気な小学生達から何とか逃げ切ったお母さんは、当ても分からずあちらこちらをうろうろと、僕と妹を探して歩くのでした。
 お昼を過ぎて、チラホラと、小雨が降り始めました。
 寒さに耐えながら、何とか見つけて欲しいと願って、ミャ――ッ、ミャ――ッとまだ小さな声を頑張って上げて、何処かで探してくれているだろうお母さんに向かって呼びかけるのでした。
 たまたま喉が渇いたお母さんは、フラフラと立ち寄った公園のぬかるみに足を止め、顔を近付けましたが、飲めるほど水はたまっていません。
 キョロキョロと辺りを見回してみると、水道のある水のみ場が向こうにありました。
 そこへ歩いていくと、足元に少し水が溜まっていました。体の小さな動物である猫には充分な量でした。
 と、その時に、か弱そうな鳴き声が何処かから聞こえて来て、やっとお母さんは僕と妹を見つけたのです。
「まぁっ!、こんな近くに居たのねえ?」と言うと、早速母乳を飲ませてくれて、溜まっていたオシッコとウンチの面倒を看てくれました。
 僕と妹は、ようやくお母さんの温かいお乳と温もりを取り戻せました。
 お母さんは、僕と妹を咥えて大きな木陰の草叢の上に移動しました。そこの方が、乾いた土の冷たさから僕達の体温の低下をなるべく避けられると思ったんです。
 ほとんど目が見えていないから、暗いのが怖くてあちこちをヨロヨロと動いていた僕達が行方不明にならない様に、小さな凹みがあって、そこに大人しくして体力の消耗を防ごうとしたのです。

 ゴロゴロゴロ――・・・・と、不穏な雨雲が近づいて来ました。
 パラパラと降っていた小雨の間を縫う様にして、弱い雷の音が届きます。
 まだ色んな事を知らない僕達は、その音にビクビクします。

 台風が近付いて来ているのです。
 お母さんが側に居てくれるので、どうにか安心している僕達だけど、怖くて時々弱々しい声を上げる僕と妹をお母さんはなだめながら、その日の夜を過ごしました。
 そんな日を2〜3日過ごしながら、お母さんの体温に暖められて、僕達はどうにか薄っすら眼を開けられる様になりました。
 お母さんは、逞しい顔をした、ちょっと痩せて筋骨の引き締まった体のお母さんでした。人間の世も野良猫の世も、子供を抱えて懸命に頑張ってるお母さんって、やっぱり強くて逞しいものなんだなぁ・・・。
 そして今日もまたお母さんは、食料の調達に確かな当ても無いままあちらこちらをフラフラと、獲物を探しに行くかの様に出かけて行きました。

 ゴロゴロ――・・・、ゴォオロゴロゴロゴロ―――・・・・
 だんだんと雷雲が迫って来ていて、刺激された低気圧のせいで雨が次第に強くなっていきます。
 シトシトシト・・・、・・・・。
『寒いねぇ、お兄ちゃん。お母さん、早く帰って来ないかなぁ・・・』
「さっき出かけたばかりなんだから、もうちょっと待ってな。きっとお母さん、いいものを持って帰って来てくれるから。」
 お乳をたっぷり貰ったので、お腹はさすがに減ってはいなかったけど、行方不明にされて、もうお母さんと会えないと思った不安に似た寂しさが襲って来るのです。
 いつもうろついている商店街の通りに、人間が乱暴に食べていたのか、落っこちたアイスクリームが溶けかかっていました。
 それをお母さんは口にして、喉の渇きを潤しました。
 そして、どんどん先を行くと、インスタントラーメンの食べかすの様なものがコンビニの入り口の横っちょに落ちていました。
 自分の腹を満たす程度にはなったものの、子供達の栄養分を満たすまでには足りませんでした。
 その日は大した収穫も出来ずに、お母さんはそのまま帰って来ました。
 申し訳無さそうな顔をしていたお母さんだったけど、まだ少ししか目を見開いていない僕達にはそれは良く分からずに、一生懸命にお母さんのお乳を吸い込んでいました。

 ザザ―――ッ・・・。
 台風の接近。
 もう頭のすぐ上に嵐は来ているみたい・・・。
 9月下旬。台風シーズンなのです。
 寒くて冷たくて、陽の光の温かさが少し恋しい近頃の毎日。
 それでもお母さんは、必死でご飯を探しに強い雨の中を出かけて行きました。
 雨で、人間の方も、ごみや廃棄物を不用意に処分することの無いここ数日間。
 お母さんの体もずぶ濡れで、必死に駆け回る足元もビシャビシャで、視界は曇ってしまって進む方向が良く見えません。
 と、その時、見通しの悪い十字路に出たところで、救急車が停まっているのを見ました。
 どうやら人間の世界で事故があったみたいです。
 白衣を着た人と、ヘルメットを被ったおじさんがそこに居て、何やら手当てをしていました。
 危ないからなぁ、かわいそうになぁ・・・と思いながら、そこを過ぎ去ったお母さんは、何とか食べ物を見つけないと、親子ともども野垂れ死にしてしまうと思ってさ迷い、曲がり角から少し明るい町の通りに出たその時でした。

 キキィイッッ、ガンッ!!「ギャァッ!?」

 今度はお母さんが、車にぶつかってしまいました。
 お尻の辺りと後ろ足を衝突してしまい、その場に転がってしまいました。
 ぶつかった車の運転手は、降りて来て様子を見る事もせずに、そのまま行ってしまいました。
 人間が事故にあえば救急車が来てくれるのに、猫や犬には来てもらえないのね・・・。お母さんはそう思っていました。
 僕達兄妹を公園にそのまま置き去りにしたお姉ちゃんと言い、お母さんをはねた車の運転手と言い、だんだん人間に対して不信感と憎しみが湧いて来ました。
 後ろ足から出血したお母さんの血が、激しい雨に打たれて、たらたらと流されていきました。
 人間に植え付けられた痛みを消毒するかの様に。
 ミャ――、ミャ――と、必死でお母さんは助けを求めて鳴きます。
 まだ死ぬわけに行かない。子供達がいるんだ。誰か、何とか私に気付いて、誰か、私を拾い上げて救って・・・、そう願ってハァハァとお腹を膨らませながら、ミャ――ミャ――と鳴き声を上げて、お母さんは助けを求めました。

 ミャアァァ・・・、ミャアァァ・・・、
 覆い被さった台風の雷雲が、お母さんの傷ついた体を痛めつけます。
 ザザ―――ッ・・・・
 虚ろな目を開いて何とか誰かに気付いてもらおうとしていたお母さんの視界に、一筋の光が入って来ました。
 でもそれは、お母さんをはねたのと同じ、人間界の車でした。
 ブブゥゥウ―――−−−・・・、
 また轢かれてしまうかもしれないと、内心びくびくして、瞬間、覚悟までしたお母さんの横を通り過ぎようとした車は、ブレーキをかけて、少し行き過ぎたところで止まりました。
 ガチャッ・・・とドアが開き、運転していた女の人が降りて来ました。
「ん? 大丈夫かしら・・・、生きてるのかな? あ、まだ生きてるわ・・・」
 とお母さんの体を触って確かめると、その女の人は自分の仕事場である動物病院にお母さんを連れて行きました。
 入院する患者犬を引き取りに行った獣医さんは、動物の命を救う事が使命なだけに放っておくわけにいかず、帰りがけに発見した事故にあったお母さんを取りあえず拾って連れ帰るのでした。
 車の中で、世間ではいつも対敵の様に思われている犬と一緒に、トランクの荷台で命の灯し火を消さない様に、お母さんは頑張っていました。

 ・・・・・、・・・・・、・・・・・。
 取りあえず手術を終え、辛うじて一命を取り留めたお母さんは、救護用のケースに移されて、その夜を過ごしました。
 子供達が待ってるのに、お腹をすかしてるのに、ここにいつまでも居るわけにいかないのに、子供達はきっと大雨に打たれて寒がっているから、帰らなきゃ・・・、帰らなきゃ・・・。
 と、夢の中でお母さんは魘されていました。
 ミャァァ、ミャァァ・・・。
『お母さん、昨日帰ってこなかったね? お兄ちゃん? お母さん、どこ行っちゃったんだろうね? お兄ちゃん?』
 ミャ―、ミャ―・・・。
『お母さん、私達のこと捨てちゃったの? お母さん、何処かへ行っちゃったの? お兄ちゃん?』
「馬鹿なこと言うんじゃないよ? そんなこと、あるわけないだろ? 帰って来るって、もうすぐ。頑張って待ってな、お母さん、もうすぐ帰ってくるから・・・」
 ミャ―、ミャ―、『お腹すいたなぁ、体が寒いなぁ、お母さんまだかなぁ・・・』
「早く帰ってこないかなぁ・・・、お母さん、どこに行ってるんだろう・・・」
 最初にお母さんを捨てたのも人間、そして僕達兄妹を置き捨てたのも人間、そしてお母さんを救ったのも人間。
 同じ人間に運命を操られて、これからお母さんはどうなってしまうんだろう・・・。
 よく聞く研究材料として、お母さんは利用されてしまうんだろうか・・・。
 そんな事を知りもしないで、僕達はお母さんの帰りを待って鳴き続けました。
 みなしごみたいになってしまった僕達兄妹のこの命は、このままどうなっちゃうんだろう。
 また誰かが拾ってくれるのかなぁ〜・・・。でもそれはちょっと怖いなぁ〜・・・。
 
「お母さん、まだかなぁ・・・。どこへ行ってしまったんだろう・・・。お腹すいたなぁ・・・。」
『お母さんまだかな〜、寒いなぁ、お腹すいたなぁ、早く帰ってこないかなぁ・・・』
 僕と妹は、冷えていく体をただただ震わせながら、外を見つめてお母さんを待っていました。
『寂しいなぁ、寂しいなぁ、悲しいなぁ、悲しいなぁ・・・』
 ミャ―――ッ、ミャ―――ッッ、
 寂しいなぁ・・・、寂しいなぁ・・・、
 ミャ゛―――ッ、ミャ゛―――ッッ、・・・・・、
 ミャ゛アァァ・・・・、ミャ゛アァァ・・・、ミャアァァ・・

Copyright(c):Yutaka >Araki 著作:新木 結太佳

◆「我が家の悲しい物語」の感想

*新木結太佳さんの作品集が 文華別館 に収録されています。《文華堂店主》


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