中里 奈央さま ( No.1 ) |
- 日時: 2003/07/21 17:50
- 名前: 赤川仁洋 <touzin@sannet.ne.jp>
- 雰囲気があって、とてもおもしろく読みました。
ホラーというと怖い小説を連想しますが、こうしたファンタジーとホラーの中間のような作品、ジャズでいうところのクロスオーバーでしょうか、そういった作品が今後はもっと増えてくるような気がします。
ただ、中里さんクラスの作者には、どうしても要望が高くなってしまいます。 黒猫と影との融合、その必然性を読者に納得させる何かをプラスできれば、ワンランク上の作品になったのではないでしょうか。 それを言葉で説明してしまっては、せっかくの幻想的な雰囲気が壊れてしまうので、とても難しい注文だとは思うのですが……。
次回作も楽しみにしています。
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Re: 『影』 2003年7月号 ( No.2 ) |
- 日時: 2003/07/17 09:25
- 名前: 中里 奈央
- 参照: http://laguz.gaiax.com/home/kamemama
- 赤川さま
いつも的確なアドバイスをありがとうございます。 確かに、何か必然性があれば、もう少し強く読者に訴えかけることができたと思います。 次こそ、頑張って傑作を書きますよ! と、やる気だけは、いつもバリバリなんですけど。
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Re: 『影』 2003年7月号 ( No.3 ) |
- 日時: 2003/07/17 17:21
- 名前: 鈴雪
- 幻想的な妖しい闇が全編にわたって忍び寄ってくるようで、美的な雰囲気に包まれた印象深い読後感でした。
黒猫と影との融合の必然性よりも、 >「ミミを殺した男が、生きていられるはずはないでしょう」 のセリフでゾッとして、これでもう読者を強烈な恐怖に包み込んでしまいますね。 ここが一番恐いと思いました。 ――猫よりも人間の女の方が恐い。 いや、失礼。 少し物足りないと思ったのは、猫にとりつかれた男の苦悩の描写がなかったこと……ですかね
ps.関係ないですけど今ちょうど「猫展」やってます。お暇なときに一度覗いてみてください(・_・)丿 http://www1.jaxy.net/photo/bbs/bbsg/b200307041333590000/
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Re: 『影』 2003年7月号 ( No.4 ) |
- 日時: 2003/07/17 23:01
- 名前: 山川世界 <hatasan@mtb.biglobe.ne.jp>
- 参照: http://jns.ixla.jp/users/j200109308165905/index.html
- 中里さん、こんにちは。
中里さんの作品には妖しさと美しさが同居したものが多いですね。 『影』は少しできすぎたストーリーのようですが、女性版ハードボイルドのような雰囲気で新しい分野の小説のようにも感じます。
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Re: 『影』 2003年7月号 ( No.5 ) |
- 日時: 2003/07/18 09:43
- 名前: 中里 奈央
- 参照: http://laguz.gaiax.com/home/kamemama
- >鈴雪さん、こんにちは。
感想ありがとうございます。
『猫展』は鈴雪さんが開設したサイトなんですね。 人間に向かって強気でガンを飛ばす猫って、可愛いです。 中に犬もいますが、申し訳なさそうな表情がウケます。
猫の写真を見ていると、また別のイメージが湧いてきて、「猫よりも怖い女」シリーズで、続けて書いてみようかなと思います。
「猫にとりつかれた男の苦悩」って、確かに彼は別に悩んでいないみたいですね。 もともと、変わり者だったのでしょうか。
>山川さん、こんにちは。
女性版ハードボイルドのような雰囲気がありましたか? 作品を多くの人に読んでもらうと、思いがけない感想をいただけるのが、なんと言っても一番の面白さです。
ところで、この『黒猫』のマスターが山川さんの『足跡』の主人公なら、ちょうどうまくつながると思いました。
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Re: 『影』 2003年7月号 ( No.6 ) |
- 日時: 2003/07/30 22:56
- 名前: 露樹影莉 <eri2yuki@yahoo.co.jp>
- 参照: http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/7897/
- 読み終わった後の率直な感想は、「お酒とホラーってあうんだ」というものでした。
タイトルになっているように「影」というスパイスがうまく効いていて、読んでいて楽しくなりました。
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Re: 『影』 2003年7月号 ( No.7 ) |
- 日時: 2003/08/03 19:40
- 名前: 中里 奈央
- 参照: http://laguz.gaiax.com/home/kamemama
- 露樹さん、『影』を読んでくださって、ありがとうございます。
これはホラーとはいえ、あまり怖くなかったと思いますが、楽しんでいただけて嬉しいです。 私はこのマスターが好きなんです(笑)。
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