Re: 全体の感想(2005.2月号) ( No.1 ) |
- 日時: 2005/02/19 21:43
- 名前: 模ノ草五郎
- 「雨のち曇り」読ませて頂きました。実体験に基づいているだけあって、ぬくもりというか息遣いの感じられる絶妙なエッセイですね。続きを読んでみたくなりました。難しいかもしれませんが、是非読ませて下さい。
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模ノ草五郎さま ( No.2 ) |
- 日時: 2005/02/27 23:31
- 名前: 赤川仁洋 <touzin@sannet.ne.jp>
- 参照: http://www.page.sannet.ne.jp/touzin/
- 「雨のち曇り」の感想、感謝 (^_^)
介護生活は現在進行形なので、少し体裁を整えすぎたきらいがあります。 本当は、人間関係もふくめて、かなり屈託があるのですが、母親を含めて誰もが一生懸命がんばっているので、批判的なことは書けないですよね(^_^;; こういう題材は、切り口がとても難しいです。
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「雨のち曇り」の感想 ( No.3 ) |
- 日時: 2005/03/01 22:20
- 名前: 模ノ草五郎
- 介護がきれいごとだけでないということは誰にでも分かっていることなので、リアリティにこだわるよりも後味の良さにこだわった赤川さんのアプローチが私は好きです。最近、本当に後味の悪い事件ばかりが新聞やテレビをにぎわせているので、せめて小説やエッセイぐらいは後味の良いものを読みたいと強く思います。
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模ノ草五郎さま ( No.4 ) |
- 日時: 2005/03/03 19:06
- 名前: 赤川仁洋 <touzin@sannet.ne.jp>
- 参照: http://www.page.sannet.ne.jp/touzin/
- たしかに、いくら事実に即してリアリティがあっても、後味が悪くては読者はたまりませんよね。若いときは自分が書きたいもの、あるいは吐露したいものを優先していましたが、今は読者のことも考えるようになりました。自分というものをいくら強調しても、読者にとっては所詮は他人事なんですよね。まあ、お互い、年をとったということでしょうか(^_^ゞ
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「雨のち曇り」の感想 ( No.5 ) |
- 日時: 2005/03/09 23:45
- 名前: 射谷友里
- 赤川さま
こんにちは。「雨のち曇り」読ませていただきました。看護師さんと患者さんの駆け引き?が目に見えるようです。 その中でも「エスパーの石」が特に心に残りました。(下手な表現ですみません) 幼少の頃綺麗な石を見つけては拾って家に持ち帰ってました。祖母から「いつか、ちゃんと拾った場所にかえさなければいけないよ。山なら山の、川なら川の神様がいるんだからね。無断で持ってきてはいけないんだよ」と言われ少しずつ元の場所にかえしました。机の引き出しに入っている美しい石もいつかはかえさなきゃなぁとながめる毎日です。 ひやりとしている石が自分の体温に近くなってゆくのが気持ち良くてなかなか神様にかえせません。
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射谷友里さま ( No.6 ) |
- 日時: 2005/03/15 21:11
- 名前: 赤川仁洋 <touzin@sannet.ne.jp>
- 参照: http://www.page.sannet.ne.jp/touzin/
- 感想、ありがとうございました。
射谷さんの感想を読んで、今月号に「石の話」を載せる気になりました。 「いつか、ちゃんと拾った場所にかえさなければいけないよ。山なら山の、川なら川の神様がいるんだからね。無断で持ってきてはいけないんだよ」 まったくその通りの体験をしたわけです。 エスパーの白い石は路傍に落ちてたので、きっとわたしに拾って欲しかったのだと勝手に思いこんでいます(^_^ゞ
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赤川仁洋さま ( No.7 ) |
- 日時: 2005/03/20 23:54
- 名前: 射谷友里
- 「石の話」読ませていただきました。
わたしの感想の内容とどこかでつながっているようでなんだかとても不思議な気持ちです。 少し怖いお話でドキッとしました。むやみに、手を出すのは良くないかもしれませんが、なんとなく自分を呼んでいるなって思う瞬間がある気がします。赤川さんにとってエスパーの白い石がそうだったかもしれませんよね。 わたしは本屋に行くと精神状態によって呼ばれる本の種類が変わります。やっぱり無意識に言って欲しい言葉を探しているんでしょうね
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射谷友里さま ( No.8 ) |
- 日時: 2005/03/27 15:35
- 名前: 赤川仁洋 <touzin@sannet.ne.jp>
- 参照: http://www.page.sannet.ne.jp/touzin/
- 「石の話」は、偶然が重なっただけかもしれませんが、本当の話です。
橋の上から濁流を眺めているうちに、その石を返せと怒鳴られているような気がしました。 特別な石だったのかもしれませんね。 それ以来、旅先で石を拾うのはやめて、もっぱら通勤途中の砂利石の中から「握り石」を調達するようにしています。 「呼ばれる本」というのはいいですね。 今、中国人作家の金庸の武侠小説にはまっていて、猛烈な勢いで読んでいます。 図書館で「呼ばれた」のかもしれませんね。
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